spec espace クリエーティブディレクターより⑨

06 July 2020

spec espace クリエーティブディレクターより⑨

SHARE ON

新型コロナウイルスによって中止・延期となっていた様々な公演が「密」を避けながら再開されつつあります。音楽や演劇など色々なジャンルで再開を待ち望んでいた人は多いでしょう。私も古典芸能の鑑賞が好きなので、再開を待ちわびていました。

私の住む福井県のおとなりの石川県は能楽が大変盛んな地域ですが、こちらもコロナの影響で公演がしばらく休止となっていました。いよいよ7月より再開となりますので、「観能」を楽しみたいです。

ところで能楽師の着ける能面ですが、視界が非常に狭く、足元など全く見えません。

一般向けの「能楽体験」という企画で、能面を着ける機会があります。実際に能面を着けてみると視野の狭さに驚き、能楽師が演じ舞うことの凄さが分かります。体に染みついた感覚、舞台の柱で方向や距離感などを計ると聞いたことがあります。

視機能が限られてしまう時に、人間は五感を研ぎ澄ませるということがよくわかります。まさに芸術として昇華された凄みに、私は感動させられるのです。

SHARE ON

RECOMMENDED ARTICLES

spec espace 2021 spring summer collection

21 April 2021

spec espace 2021 A/W Collection ~第4回 様々な素材と対峙する~

23 December 2021

specespaceクリエーティブディレクターより31

01 February 2022

有限会社オプト.デュオ 代表取締役 山岸誉 インタビュー 第3回

20 September 2020

大阪府立大学吉井泉准教授インタビュー
第一回 「視る力」の大切さ

22 June 2020

メガネのかけごこち、3つのポイント

26 November 2019