20 May 2021

spec espaceクリエーティブディレクターより20

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このように日本に紹介されたアメリカのアウトドア・スタイルですが、その背景にはベトナム戦争が終結を迎え、アメリカに戻った若者たちの文明・管理社会を拒絶したヒッピームーブメントが影響をもたらした言われています。

自然の中に自由を求めてバックパックに荷物を詰め込み、街からアウトドアへと繰り出した時代があったのです。彼らが求めた「質実剛健」なグッズ、それこそが自然の中を生きる彼らにとって共にするべきものであることに気づきました。

そんな70年代のアウトドアシーンを再現したサングラスを今の時代の感覚で作ってみたいと思いました。その当時はスタンダードだったスタイルが、今の20代30代たちにどう受け入れられるか、興味を持ったのです。

あと気になる特徴と言えば「縄手」と言われる形状のテンプル(腕)とセットになっている点です。この縄手はケーブルとも言われ、途中からコイル状のバネのようになっていて、耳の後ろをすっぽりと巻き付くタイプのものです。

今となっては縄手を作っている工場も少なく、あまり見かけない形状ですが、耳にしっかりと巻くつくため、激しい動きでもズレません。1885年に乗馬用として誕生したとも言われています。

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